「不登校と多様な学びへのハッピーアドバイス」のご案内

Switchの共催イベントのご案内になります。

不登校ペアレントメンター養成・活用事業において協働して下さった「特定非営利活動法人子どもの権利支援センターぱれっと」さんの設立20周年記念事業として、
「不登校と多様な学びへのハッピーアドバイス」が以下の日程で開催されます。
不登校経験者の経験談や、明橋先生(ぱれっと理事長、真生会富山病院診療内科部長)の基調講演、親の会や通信制高校などの多様な学びに関するシンポジウムの3部構成で、不登校について網羅的に学ぶことができる機会になっています。

基調講演では、当事者家族にとって道標となる不登校の子どもの心の回復過程に関する講演があります。子どもの今の状態を客観的に把握できると共に、時期別の対応方法などを学ぶことができます。先行きが不透明な当事者家族にとっては希望の光となります。心の回復過程を知らない方は、この機会に是非!!既にご存知の方も、何度聴いても気づきの多い内容だと思いますので、是非この機会に多くの方に聴講いただければと思います。
現在、不登校の息子が精神的に絶不調で悩んでいる私にとっては、シンポジウムの打ち合わせの時点で明橋先生の言葉一つ一つが心に染み渡り、「そうだったよね…そうだったよね!」と原点に立ち返り励まされている状態です。もし同じように悩んでおられる方がおられましたら、きっと心に響くものが必ずあると思います。

シンポジウムでは、親の会の意義や通信制高校と多様な学びについて、シンポジストと共に参加された皆さんと対話を進めます。
シンポジストとしては、星楂フリースクール富山・魚津代表の飯田さん、親の会からはSwitchの私が登壇させていただきます。ご都合のつかれる方は是非、ご参加いただければ嬉しく思います。

【詳細】※会場が急遽変更となっておりますのでご注意下さい。
日時:令和5年9月24日(日)13:00〜16:00
場所:富山国際会議場 2階 多目的会議室201・202
   (チラシに記載されている部屋とは異なりますのでご注意下さい)
参加費:1,000円(学生・子ども 無料)
オンライン配信あり、後日オンデマンド配信あり

たくさんのご参加をお待ちしております。

大人も学ぼう 第5段は「ニューロダイバーシティの教科書」です

今回は「考える会」で少し話題となった「ニューロダイバーシティの教科書」を読んでみました。

まず、ニューロダイバーシティという言葉の意味は?ということで本文から引用します。
「ニューロダイバーシティ(neurodiversity)という言葉はnuero(脳・神経)とdiversity(多様性)という2つの言葉をつないだ合成語です。」
さらにどういう意味なのか、また引用します。
「脳や神経, それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し, それらの違いを社会の中で活かしていこう」
という考え方を含む言葉になるようです。少々難しいです。
誰一人として同じ人はおらず、脳も人の数だけ違いがあるのですが、少数派と言われる人たちは「独自の文化」を持つというレベルの違いがあるのだそうです。文化が違う人との交流はすなわち異文化交流であるという話しはなるほどと思いました。

後半の章は、
『教育』x『ニューロダイバーシティ』
『働く』x『ニューロダイバーシティ』
『家族』x『ニューロダイバーシティ』
と、それぞれの事例を踏まえた内容になります。学校でも職場でも家庭でも人間関係において大変さというものはあります。自分と相手の価値観が違うこと、自分の思いが相手に伝わらないことが理由となるケースが多いと思います。なんで分かってくれないのか、どうしてこんなことするのか・・・。
それは人それぞれnueroが違うからのようです。
わたしとあなたは違う
もちろん夫婦は全然違う(そもそも違うから惹かれ合って・・・という説もあるようで、諦めるしかありませんw)
さらに私と子どもも違う(全く違うという理解が重要です!)
お互いに違うことを受け入れて、理解しあおうとする歩み寄りがあって、前に進んでいくことが大切なんだと考えさせられます。

そして最後に、「半径10mの社会適応」の話があります。
人ひとりが生きていくために必要とするコミュニティは大きなものでもなく、多くもないのではないかという考えです。「半径10m程度のコミュニティが一つでもあれば, 人は生きずらさを感じにくくなります。二つあればより安定しますし, 3つもあればそれなりに幸福感や充実感を感じながら人生を送れるのではないかと思います。」と締めくくられます。
人それぞれ合う場所は異なります。選択肢がないから困るのではないかと思っているので、その通り!と独り言ちました。

ニューロダイバーシティみんなで学んでみますか!?

Amazonリンク
ニューロダイバーシティの教科書: 多様性尊重社会へのキーワード

Misii & nagoho さんライブ!

心が揺さぶられるライブだった。
とっても贅沢な時間だった。

こんな身近で、少人数で、二人のライブを聴くことができるのは特別なことなんだと思う。
きっと自分が感じている以上にすごい体験をしたんだと思う。
とっても優しくて、あたたかくて、すてきな二人。

ありのままの自分で良いよ
自分を好きになろう

というメッセージが心に響きました。

また聴きたい。
素晴らしいライブをありがとう。

Misiiさんの歌声
その世界に引き込まれます

そこにnagohoさんの声も重なって、最高なんです(表現しきれません)

ライブの後にちょっと触らせてもらいました
色々な音がサンプリングされて、ボタンを押すとDJ気分

Nose art garageさんの絶品ねりきり に どらやき に いちご大福 もちろん売り切れ(最後ギリギリ買えた^^)

最後の記念撮影だけマスクなしの貴重なショット

不登校のペアレントメンター養成講座を開講します!

Switchの皆さんと春から粛々と準備を進めてきた不登校のペアレントメンター養成事業について、富山県の補助金を受けて”NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと”さんとの協働事業としていよいよ実現となります。ちょっと失速気味でどうしたものかと思っていましたが、メンバーの皆さんに支えていただきながらなんとか形になりました。少しずつバージョンアップしていきますのでホームページをちょこちょこ覗いて下さいね。

改めまして、ペアレントメンターとして一緒に家族支援のシステムを作り上げてくださる方を大募集中です!
詳細は添付の書類をご確認下さい。

ペアレントメンターに該当しなくても、講座内容に興味関心のある方は有料になりますが単発での受講も可能です。
メンター希望者で受講したくてもできない日程がある場合は、録画視聴も可能です。
講座を通して不登校についての基礎知識を一緒に学びましょう。

それでは、こちらの事業もゆる〜くをモットーに実施していきますので、不安なことなどがあれば小澤までお気軽にご連絡下さい。

後援:富山県教育委員会、富山市教育委員会、射水市教育委員会、滑川市教育委員会、南砺市教育員会

大人も学ぼう 第四段は信州大学 本田先生の「にじいろ子育て」を読んで

表紙のそでには「子どもたちはひとりひとりが個性的です。親にも個性があります。ならば、育て方も子どもと親の個性に応じていろいろなやり方があってよいのではないでしょうか。」と書かれています。

子どもも親も十人十色、そうであるならば育て方もその子どもと親に合わせた多様な形があっていいという本田先生のエッセイ

優しい文章で読みやすく、読み終わるまでに時間はかかりません。ぜひ皆さんに読んでもらいたい本です。

読み終わった代表は「子育てのバイブルだ」と一言。

本当に考えさせられます。じわじわと心にしみます。励まされます。ちょっと反省もしなきゃなと思わせてくれます。これから何度も読んで、その子に合わせた子育てができるようになりたいなと思いました。

本田先生ありがとう。

Amazonのリンクはこちら

(父)

母の日

今日は母の日でした。息子のばあちゃん(私達の母たち)へ今年は花を贈りました。不登校の子どもへの理解は両親はもちろんですが、祖父母の理解もまた重要になります。我が家は理解を得られている方だと思いますが、やはり不安に感じることもあるようです。少し前には私たちが息子をどう育てるのか、どう考えているのか教えて欲しいという話がありましたが、丁寧かつ厳格に断りました(笑)

そんなの答えがないからです。

その代わりにSwitchのWebページを教えて、見てもらうことにしました。答えはありませんが、子どもたちのためにできることを考え、行動していることを理解してもらえると期待して。活動を具体的に知ることが安心にも繋がったようで、先日のブログ(ゲーミングPCを作りたい)も読んで、良かったよと言ってくれました。

誰に反対されようが、息子のためになる事ならやります。その覚悟でいますが、身近な人の理解を得ることもそれに越した事はないとも思います。

色々と考えても答えはなく、それでも子どもたちのためになればと思って活動しています。これで正しいのかな、良かったのかなと、悩みは尽きません。それでも、スモールステップで、ゆるーく、前向きに皆さんと進んでいきたいと思っています。

これで、いいですよね😊

全てのお母さんたちへ感謝を込めて

5月の親の会を開催しました!

5月5日(祝水)子どもの日に5月の親の会を開催しました。

参加者は37名(大人24名、小人13名)。強風の中、ご参加いただきありがとうございました!午前中は小学生の部、中学生以上の部に分かれてフリートークをしました。

11:00〜はこども発達ラボの林原さんによるプログラミング教室があり、7名の子どもが参加しました。林原さん、ありがとうございました!

12:00〜は雨が止んだので、急いでたけのこ掘りに裏山へ。NPO法人こばの平沢さんにご案内いただき6家族が参加しました。片側は田んぼ、片側は竹藪の崖になっているあぜ道を強風の中、竹にしがみつきながら必死のたけのこ掘りでした!親の会へ参加している皆さんにもお配りできるようにとみんな頑張ってくれました。楽しかった〜と皆さん口を揃えておっしゃっておられました。
平沢さん、そして、途中参加者の案内を快く引き受けてくださった土遊野の橋本さん、本当にありがとうございました!大鍋によるたけのこのアク取りは強風のため中止となりましたが、今後も小羽の里山ならではの楽しい企画をやりたいと思います!!

たけのこ掘りに行かない方はそのままフリートークに花を咲かせました。出入り自由、強制なしのゆる〜い会なので、それぞれの家族のペースでご参加いただきました。気がつけば16:00になっていました(笑)話は尽きないですね!

解のない悩みばかりですが、当事者どうしフラットに耳を傾け合い、共感し、こうしてはどうか?ああしてはどうか?などもがいてみたり。どうしたらいいのかねぇ…と堂々巡りを繰り返す中で、それでも、子どものことを一番に考えた時にはやっていることは間違ってないよね!とみんなで励ましあったり。
涙の裏側にはみなさん、親としての日々の心の葛藤が滲みでています。
何が正解なのかは全く分からないですが、子どもが100人いたらその理由も背景も100通りで、共通する部分は不登校という状態だけなのですが、これほど仲間がいることを心強く思えることはありません。

親の会で皆さんと話ができて元気になったと言ってもらったり、会を開いてくれてありがとうございますと感謝されたりするのですが、親の会は皆さんが参加してくださって初めて成り立つもので、私の方が皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

来月は第一日曜日を予定しています。また、のんびりとお話しできるのを楽しみにしています。

小羽の里山で採れたたけのこです!

小羽の里山で採れたたけのこです!

案内をしていただいたNPO法人こば事務局の平沢さんです!ありがとうございました!!

案内をしていただいたNPO法人こば事務局の平沢さんです!ありがとうございました!!

たけのこ掘りへいざ出発!!ものすごい強風なのが伝わらないのが残念…

たけのこ掘りへいざ出発!!ものすごい強風なのが伝わらないのが残念…

たけのこ掘り開始!

たけのこ掘り開始!

崖を少し下りた所でもたけのこ掘りました。

崖を少し下りた所でもたけのこ掘りました。

ゲーミングPCを作りたい!

いよいよ息子がゲーミングPCを作りたいと言い出しました!待ってました!!
本当に子どもを信じて待っていたら成長していくものだなと思いました。

息子は学校に行かない選択をしてからゲーム(任天堂のSWITCHとパソコンゲーム)とYouTubeの世界で過ごしてきました。親がしてきたことは「否定しないこと(尊重すること)」と「環境を整えること」、「付き合うこと(煽ること)」の3点です。

環境設定としては、
・SWITCHの新しいゲームソフトが発売され、興味があれば買えるようにしたこと
・YouTubeがいつでも見られるようにタブレット端末を準備したこと
・ゲームの世界を突き詰められるようゲーミングPCを準備したこと
・ふりがな付きのキーボードを準備したこと

付き合うことは、
・行きたいところや欲しいものがあった場合に、連れていくこと
・少しだけ話を聞くこと
・少しだけ一緒にやること
・少しだけ煽ること

これにより、
・漢字が読めるようになった
・知りたい情報を調べることができるようになった(日本語を入力できるようになった)
・お金の管理ができるようになった(計算ができるようになった)
・プログラミングに興味が出た(アルファベットとローマ字を覚えた)
・爬虫類に興味を持ち、飼育するようになった
・アニメや漫画、映画に興味を持った(字幕を読むようになった、英語に興味を持った)
・SWITCHのゲームを直ぐに攻略してしまうので新しいソフトを買うためにお金を生み出すことを考え出した(メルカリなどフリマに興味を持つ)
・ゲームで優勝するためにはパソコンのスペックが重要であることに気が付いた

そして今に至るわけです。
他にも、自分で簡単な料理をするようになったりもしました。
この間、私たち夫婦は何かを教えた訳ではありません。息子は教えられることをとても嫌がります。特に私からは嫌がります。昔は教えていましたし、それで喧嘩にもなっていました。アルファベットに興味を持った時も、ここぞとばかりにアルファベットの表を印刷しようか?と提案したら、きっぱり断られました。ふりがな付きのキーボードだけでいいとのことでした。なので、アルファベットがA〜Zの順番であることはわかっていません。キーボードの配列で覚えています。斬新だと思いました。

ゲーミングPCを自作するためには20万円程かかることを調べ、持っているお金との差額をどうやって補うかや作ったPCの設置場所をメジャーで計測しながら考えています。今、グラフィックボードが手に入らない状況なので、直ぐに取り掛かることはできませんが、準備期間としてお金を貯めようということになっています。
今日は自分の部屋の大掃除を始め、自分の部屋のベッドで完全に一人で寝るようになりました。

不安症で一人でお風呂やトイレ、寝ることもできなかった息子ですが、今は、一人で寝てもいます。留守番もできるようになりました。自分一人の時間を満喫しているようです。

子どもは日々、確実に成長しますし、その子に合った方法で学んでいることを息子を通して感じる日々です。親として子どもの育ちと学びのどこに焦点を当てるかが大切で、スモールステップの重要性をようやく噛み締めています。

学校に行っている子どもと比べる必要はないし、不安になる必要もない。
これからも息子を信じて、後ろからそっと見守り続けたいと思います。

2021年3月頭:ローマ字のタイピング表を見ながらマイクラで学校の友達に卒業のお祝いの手紙を作る息子。ブロックを積み上げてアルファベット文字を作り、ローマ字で「◯◯さん卒業おめでとうと」と作っています。斬新すぎて驚きました!ローマ字も独学で覚えました。

2021年3月頭:ローマ字のタイピング表を見ながらマイクラで学校の友達に卒業のお祝いの手紙を作る息子。ブロックを積み上げてアルファベット文字を作り、ローマ字で「◯◯さん卒業おめでとうと」と作っています。斬新すぎて驚きました!ローマ字も独学で覚えました。

2019年12月頭:ふりがな付きのキーボードを参考にYouTubeを見ながらマイクラでコマンドブロックを打つ息子。

2019年12月頭:ふりがな付きのキーボードを参考にYouTubeを見ながらマイクラでコマンドブロックを打つ息子。

ふりがな付きのキーボード(TUKUMO 秋葉原プログラミング教室)

ふりがな付きのキーボード(TUKUMO 秋葉原プログラミング教室)

息子はこのキーボードでアルファベットを独学で覚えました。

息子はこのキーボードでアルファベットを独学で覚えました。

旧小羽小学校と小羽地域の魅力

ゴールデンウィーク初日は、Switchの多様な学びの拠点としている旧小羽小学校の片付けのお手伝いをしてきました。

小学校の目の前には神通川が流れ、後ろには里山が広がる自然豊かな場所です。教室に入ると、後ろの田んぼからカエルの鳴き声が聞こえます。今日は校舎全体を使ってブラスバンドの団体さんの練習もあり、生演奏を聴きながらの作業でした。木造校舎や備品を見るのがとても楽しくて、今回も片付けをしながら素敵な古家具や古道具に胸を躍らせました。そして、テーブル3個ゲットさせていただきました!Switchの教室に新しく仲間入りしました。教室にはたくさんの古家具があり、子どもたちと修繕もやりたいと思っています。

旧小羽小学校はNPO法人こばさんが管理されており、教室は様々な団体さんが借りられています。手作りの洋服や雑貨を販売されているお店やそば打ち、木工職人さん、健康マージャン、リラクゼーション、教育関係など。多様な分野の方々が集まり、小羽地域の方々も関わりながらとても素敵な取り組みを実施されています。
今後、Switchとしては各団体さんや地域の方とコラボしながら、学校外の多様な学びを進めていきたいと思っています。

まずは、親の会でのたけのこ探し(今年は不作のようです)から。NPO法人こばの事務局を担当されている平沢さんにご案内いただきます。片付けの合間の休憩中に、地域の方とお話をしながら、雨が降ってもたけのこは持って帰れるようにしてはどうか?や、採ったたけのこのアク取りまでやろう!と大きな鍋など一式を用意してお手伝いいただけることになったりとパワーアップしました。皆さんとても協力的で感謝いっぱいです!餅つきやそば打ちの企画や、来春には山菜とりをしてその場で直ぐに油で揚げて食べようなど、里山ならではの楽しいアイディアをいただきました。

5月末には木工職人さんとのコラボ企画、教室の網戸作りのワークショップを行います。網戸がなかったので虫対策のために控えていましたが、これからは思いっきり風通しができます。

サンタの帽子やミシンの糸(デッドストック)もいただきましたので、クリスマス会や縫い物などの企画もやりたいと思っています。

片付けが終わったあと、主人はシュレーゲルアオガエルを探しに裏の田んぼへ。私は、教室の片付け。ぼちぼちフリースペースとして教室を開放していけたらなと考えています。爬虫類などが好きな息子も連れてきたかったのですが、夜型の息子は早起きはできないのでそれはそれで。カエルを捕まえる企画も予定してますよ!(笑)

子どもも大人もワクワクできる場所になるんじゃないかと、今日は片付けをしながら、旧小羽小学校と小羽地域の人たちの魅力に改めて触れる機会となりました。

皆さんも是非、遊びにいらしてください!

旧小羽小学校の後ろからの写真(かえるがいる田んぼです)

旧小羽小学校の後ろからの写真(かえるがいる田んぼです)

裏山からの風景写真(体育館の屋根が見え、その奥には神通川と富山市の風景が広がっています)

裏山からの風景写真(体育館の屋根が見え、その奥には神通川と富山市の風景が広がっています)

旧小羽小学校の正面からの写真

旧小羽小学校の正面からの写真

Switchの教室は2階のコンピューター室です。味のある木造校舎です!

Switchの教室は2階のコンピューター室です。味のある木造校舎です!

富山市長、市議会選挙の投票日です!

4月18日(日)、いよいよ今日が投票日になります。

富山市長が変わるのは旧富山市だった頃を含めて16年振り。市民が選んだとはいえ長い期間です。今、任期満了を前に退くということは、何を意味するのでしょうか?
市長が変わるということは、富山市の政策を変える大きなチャンスとも言えます。そして、同じタイミングでの市議会選挙。市民の声を届ける大切な機会となる選挙です。他人事とは思わずに一市民の意思を表明するこれとない機会、是非、投票に行きましょう!

余談ですが、
町内の公民館である市議の方の個人演説会が開催されるということで、不登校についてどう考えておられるのか質問しようと意気込んで参加しました。
受付を済ませると必勝のはちまきとマスクに貼り付ける必勝シールが配れます。私は一票を投じるに値する人かどうかを判断しにきたので当然断りました。公民館の中で私だけ浮いていたと思います(笑)
そして、県議会議員の方の応援演説のあと、候補者の個人演説があり、さぁ、質問!と思ったのですが、次の会場が待っているからとバタバタと候補者は会場を後に。

えっ?!(……ポカーン)

そうこうしているうちに閉会の挨拶があり、最後はなんと『がんばろー!』を3回も言わされる。え?!決起集会だったの?!この年になって社会勉強しました(笑)
それでも、どのようなオモイで選挙に望まれているのかを生の声で知ることができました。

私は選挙だけは欠かさずに行っています。無記名だろうが意思表示をしてきます。投票して初めて、市の政策や社会の不条理に堂々と意見を言えると思っています。

さぁ、今日も投票に行くぞ!!

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4月度の親の会はメディアさんの取材がありました

本日の親の会も多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。今回はKNBさんの取材もあり、いつものゆるーーくとは異なる感じになりましたが、Switch のような不登校の親の会があり、笑いも交えながら話ができる場所があることを伝えていくことも大事なことだと思っています。

左伴カターレ次期社長が仰っていました。

「メディアさんは私たちクラブの身体の一部。メディアさんがいなければ私たちは遠くなってしまう。」

不登校の子どもたちのことを取り上げてくださるメディアの方々もやはり私たちの味方です。感謝申し上げます。ありがとうございます。

メディアに取り上げていただくことで不登校の子どもは何も特別な存在ではなく、様々な子どもたちがいるということが広く認知されて、それが当たり前なっていけばと思っています。

ありのままの姿を切り取ってもらえればと思いますが、撮影されると構えてしまうので、ありのままではなくなるというジレンマがあり、取材も大変だろうなと思いました😅

取材が終了した後の盛り上がり凄かったです(笑)

なかなか難しい題材ですが、メディアの皆様が末永く寄り添っていただければ幸いです。

今後も皆さんの助けを得ながら、子どもたちの笑顔を第一にゆるーく活動をしていきます。よろしくお願いします😊

放送予定日時:16日(金)18:55〜20:00

KNBワンエフの中で30分枠で不登校特集があり、そこでSwitchの活動も取り上げていただきます

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不登校児専門の中学校

全国初の不登校児専門の中学校が岐阜市で開校されるそうです。なんだか、色々とすごい。不登校児専門の学校って何?しかも公立!

岐阜市に「不登校児専門公立中」開校。除幕式で会場を涙させた京大准教授のスピーチ

記事は除幕式の際に京都大学総合博物館准教授、塩瀬隆之氏が行ったスピーチです。会場を涙させたというタイトルが大袈裟ではないだろうことは読めばわかります。
同意しかありません。

以下、抜粋

 重要なのは「学びの選択肢がたくさんある」こと

 子どもたちにあるのは「義務」ではない、学習「権」だ

 「待つ」ということが大事


ぜひ一度読んでいただけたらと思います。
このような公立の学校が各市町村にあり、不登校の子どもの学びの場となってくれることを願うばかりです。

というか、これで「不登校」なくなりますね😊

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日中サポプロ農業編 春を迎えて追肥!

昨年末に植えた玉ねぎとニンニクとイチゴ。冬を越え、春を迎えてこれから大きくなります。ということで、みんなで草むしりと追肥をしてきました!

子どもたちも楽しそうに農業して、遊んで、食べて、笑顔いっぱいでした😊

杉林さんも変わらず元気😁

今回はTV局さんの取材もありました。子どもたちをみれば、なんというか、普通だなと感じていただけると思います。不登校や多様な学びの理解が広がることを期待しています。

代表のインタビュー中に邪魔する息子(笑)

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カターレ富山ホーム開幕戦は駐車場からの観戦で2連勝!

本日、カターレ富山のホーム開幕戦を迎えました。前節のJ3開幕戦も椎名選手はスタメンのフル出場で、勝利!

今節もスタメンで、天候は悪いみたいだけど応援に行くぞ!と親子3人でスタジアムに向かいました。途中、お昼ご飯を買いにコンビニに寄ると、どうも息子の様子がおかしい。青白い顔で正気がない😅本人はハッキリとは言いませんが、おそらくコロナの影響もあり、大人数の場所に行くことが不安に感じたのだと思います。スタジアムで観戦しなくても構わないよと言いながら駐車場へ。少し様子を見ましたが、どうやらダメそうです。

無理に行っても仕方がないので、私(父)はスタジアムへ、息子と代表(母)は駐車場でDAZN観戦という新しいスタイルで応援してみました😁

今年のカターレはとにかく走る!皆んなが椎名選手かと思うほど走る😊相手より人数が多いのではないかと思うほどボールに選手が詰める、観ていて楽しいサッカーをしています。前半は2点を取り、大盛り上がりのスタジアムでしたが、後半は疲れも出たのか、サポーターもひたすら耐える45分でした。

結果は2-1の勝利。2連勝は今のところカターレだけということで暫定首位です!

素晴らしい😊

Switch子どもたちはなかなか外に出れなかったり、大勢の人がいるところが苦手だったりします。それでもカターレを椎名選手を応援しています。それぞれの子どもたちのスタイルで応援しています。

そんな想いが届いて、これからも活躍し、勝利して欲しいと思います。

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大人も学ぼうシリーズ第三段はゲーム•ネット•スマホ依存についての国会質疑です

ゲーム•ネット•スマホ依存の定義があるのか、治療法は、原因は解明されているのか。文部科学省、厚生労働省への山田太郎参議院議員の国会質疑がありましたので、ご紹介します。

それぞれの依存症の定義はなく、科学的に裏付けられた治療法は確立されておらず、原因も明確になっていない。そもそも依存症があるのかも調査•研究中ということのようです。

詳細は二つ目の動画の43分以降で解説されています。政治家の仕事や大綱に載る意味、間違った文言を取り下げることの大切さが分かります。

メディアコントロールは、いかに活用するか、有効に使う術を身につけるかが大切なのではないかと思います。時間制限しても??です。

子どものための政策がこれからも広がるように願うばかりです。

大人も学ぼうシリーズ 第二段 講演「発達障害と不登校と家族と」

信州大学医学部附属病院 子どものこころ診療部部長の本田先生の講演がありましたので、ご紹介します。

発達障害の子どもを中心とした不登校に関する話です。大変興味深く、発達障害の子どもをもつ方はもちろん、全ての親に見ていただきたい内容でした。子どもが日々の暮らしの中で体験することをどのように感じ取っているのか、自分とは違う基準で喜びや苦しみを感じ、違う形で気持ちを表現している可能性があるようです。息子に当てはめて考えると、確かにそうだなと思うことがたくさんありました。

子どもにすべきこと、してはいけないこと、親の価値観で良かれと思ってすることが子どもに辛い思いをさせてしまうかもしれないことがあり、改めて子育ては難しいなと感じました。でも、子どもの気持ちに寄り添えばいいだけなのだと思います。言うほど簡単なことではありませんが、意識することで良い方向へ変わることがあるはずです。様々な気づきや考え方が学べる講演でしたので、ぜひ一度観て、学びを得ていただきたいと思います。

ガマンすることを学ぶということ

昨日の親の会も多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
午前、午後の二部構成で長時間となりましたが、私(勇文の父です)自身は日頃考えている、まとまり切れていない思いを少し聞いていただくことができた会となりました。ご参加いただいた皆さんはいかがでしたでしょうか。十分に話したいことを話すことができましたでしょうか。
親の会は何かの答えを求めてこられる方もおられる一方で、とにかく話を聞いて欲しいという思いで来られる方も多いと思います(私もそうです)。長時間になったとはいえ、皆さんのお話を全てお聞きすることはできず、もやもやとしたまま終わってしまうことも多いと思います。毎回、どうすればよいか試行錯誤はしておりますが、上手な運営ができない点はご了承いただければ幸いです。

さて、前置きが長くなってしまいました。以下本題です。
今回の親の会で、blogのタイトルにもしましたが「世の中にでるとガマンが必要となることも多く、子どもにもガマンをな学んでほしいと思っている」という話がありました。確かにその通り、社会人である我々(親)が日々大変な思いをしているという慰め合いのような展開ではありましたが(笑)、ガマンしてでもしなくてはいけないこととは何でしょうか。
辛いことや、やりたくないこともやらなければならないときは確かにあります。社会に出るとそんなことばかりのような気もします。でも、本当にしなければいけないガマンとは、我々が日々経験しているガマンではないような気がしました。なんだかそれは無駄な方のガマンだなと感じたのです。
自分がやりたいことがあって、目標に到達したくて、そのために努力してあきらめずに少しガマンして続ける。他のことをガマンしてでもやる。こっちのガマンは子どもが学ぶべきこと経験すべきことなのではないかと、帰ってから考えました。

自分のために努力できる人になって欲しいと思います。
自分のことを棚に上げて、そんな思いで見守りたいと思います。

(父)

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子どものありのままを受け入れる

息子は神経発達症(発達障害)と診断されてから、放課後等デイサービスを利用しています。

つい先日、受給者証の更新手続きのために相談支援専門員さんと面談をしました。約3時間半にもおよぶ面談(面談時間の最高記録を作りました!笑)の中で『息子のありのままを受け入れる』とはどういうことなのかについて、自分自身に大きな気づきがありました。

恥ずかしながら、私は息子のありのまま(神経発達症や不登校を含めて)を受け入れている方だと思っていました。それが、まだまだだったな…と(笑)

息子は小学校に通っている時から、聴覚優位なのか

『は』と『わ』

『お』と『を』

『え』と『へ』

の区別が理解できていませんでした。

写真のように今でももちろん区別ができていません。

それをどうにかしたいと悩み、色々と学習を試みたり塾に行かせたりした時期もありました。それでも無理なものは無理でした。逆に息子に混乱を与えてしまったなと反省しているくらいです。今では、文章は読めているので、いずれ本人がその法則に気が付く時がくるだろうと思って待つことにしていました。それよりも、息子が文章を書く(今では打つ?)という行為を好きになって欲しかったので、細かい指摘はしないように心掛けていました。

最近は、大好きなユーチューバーの生ライブなどにコメントを打ったりして楽しんでいます。私とも、夜な夜なSkypeのチャットでやりとりするのを楽しんでいるようです。私の寝不足以外、ここまでは一安心です(笑)

ただ、私が引っかかっていたのは、区別ができないことから、文章を書いた際に周りから馬鹿にされいじめられないかということでした。今はまだそのようなことも無さそうなのですが、いずれは本人がぶつかる壁だと思っていました。その時がもしかしたら息子の学ぶ時かも知れないので、それまで待とうと思っていました。息子は私から教えようとすることをとても嫌がるため、自分から学びたくなるまで待つスタイルを何に対しても貫いています。これは忍耐以外の何者でもありません!(笑)

我が家はそんなスタイルなので、面談の際には支援利用計画書にこれといって書くことがないのではないか??と思い、あえていうなら『わ』と『は』などを理解できるようにして欲しいかな?という話をしました。そこで、そもそも教えたり訓練したりする必要があるのか?と疑問になり相談をしたところ、思いがけない回答が返ってきました。

『区別できないことをゲーム感覚で楽しめたらいいですね!』

ゲーム感覚??って、私の硬い頭ではゲーム感覚で教えるってことかな??なんて思ってしまってその手法は?!という思いで質問すると、

『例えば、SNS等のニックネームや紹介などに『わ』と『は』を区別できない○○です!のように逆に周りに楽しんでもらうんです。』

……!!!!!

その回答を聞いて私はなるほどーー!!!と思いました。すとーんと腑に落ちる、もやもやした霧が晴れるという感覚です!これは久しぶりの感覚でした!!

あぁ、そうか。

別に区別できなくてもいいんだ。

理解できる人に変換して読んでもらえばいいんだ。

無理に理解させようとしなくていいんだ。

息子をありのまま受け入れるとはこういうことか…と。

多様性を受け入れるとはこういうことなんだ…と。

どうにかしたかったのはいつも私だったんです。未来に起こるかどうかもわからない私の不安のために、息子が望んでいないことをまたやらせてしまうところでした。

『わ』と『は』が区別できない人がいたっていいじゃない。区別できない人がいて当たり前だし、それを本人が困ってないのに無理に理解させなくなっていいじゃない。

理解できないことはかわいそうなことでも、恥ずかしいことでも、不幸なことでもないじゃない。

その人のそのままを受け入れる世の中こそ、多様性だった!

私はとても晴れ晴れした気持ちがになりました。

多様性って本当に誰しもが生きやすい世の中なんだって。優しさに溢れている世の中なんだって。

息子のありのままを受け入れたらいい。

本当に本当に全てはシンプルなことだと最近つくづく思います。

どうして、シンプルなことが私たちにはできないのでしょうか??

ずっと自分に問い続け、そして、たくさん失敗しながら、息子と共に歩んでいけたらと思います。

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大人も学ぼうシリーズ 第一段 【書籍紹介】ゲーム・ネットの世界から離れられない子どもたち

大人も学ぼうシリーズとして、書籍などをご紹介していこうと思います。

第一段は

子どものこころの発達を知るシリーズ10

ゲーム・ネットの世界から離れられない子どもたち

著者:吉川徹

子どもの頃からゲームを楽しんでこられた、児童精神科医の先生が書かれている本です。

ゲームやネットをただ規制することはせず、リテラシー(使いこなすスキル)を高め、正しく楽しく活用していくことを推奨しておられます。

ポイントは大人がゲームやネットの世界を知り、好きになることのようです😊

不登校の子どもや発達障害といわれる子どもは特にゲームやネットとの関係が問題視されることが多いのではないでしょうか。

親の会でも話題に上がることが多く、悩んでおられる方も多いのがゲームとネット。

我が家ではそれ自体を問題視することはせず、むしろ学びに必要な要素として積極的に受け入れています。例えばYouTubeで調べたことをゲームで再現するとか、ペットを飼ってみるなど、学び以外のなにものでもないと思うのです。

最近はYouTubeの影響でキャンプしてみたいなんて言い出しています!ゲームやネット以外にも楽しいことがあるのを知るのが大切と本の中でも書かれていますが、ネットを通じて他の楽しみを知ることもあるんですね。

とはいえ各家庭でルールは必要でしょう。

大人も子どもも楽しいことには一定のルールが必要だと思います。そしてルールを決めるには対象となるゲームやネットのことを知らなくてはなりません。興味のない大人には難しいことかもしれませんが、子どもが好きなことですから、大人も学びましょう😊

ネット書店では軒並み売り切れていて、定価1980円ですが高値で売られているところもあるようです。出版社のサイトには重版中と書かれていますので、慌てず待ちましょう。私はリアル書店で探して買いましたよ。

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イラスト:由希

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